馬券ネオメソッド(レース回顧編)
色々と組み合わせると納得できる結果
第15回チャンピオンズC(GⅠ)
1着
ホッコータルマエ
2着
ナムラビクター
3着
ローマンレジェンド
ラップ:
12.6-11.7-13.2-12.9-11.9-12.2-12.4-11.7-12.4
時計:1.51.0
今週の中京ダートは、土曜日1Rの勝ち馬バンペイユ(母父エルコンドルパサー)に始まり、2Rの8番人気2着ヴァイセフラウ(父キングカメハメハ)、5Rの11番人気1着ナムラショウリ(父キングカメハメハ)、7Rの6番人気1着エアカミュゼ(父キングカメハメハ)、10Rの11番人気3着サンタナブルー(父ソングオブウインド)と、キングマンボ系保持馬の好走がやたらと目立ち、日曜2Rのダ1800mでは、キングカメハメハ産駒のショウナンアズサ(これは1番人気)と母父エルコンドルパサーのソロデビュー(なんと!14番人気)の1、2着。本番のチャンピオンズCを前に、「これでキングマンボ系保持馬が何も来なかったらウソだろ~」という状況が生まれていました。
私がやっているツイッターにも、フォロワーさんから同種のコメントを幾つも頂きましたので、おそらく、この傾向を味方に付けてキングカメハメハ産駒のホッコータルマエから買った方は多かったのではないでしょうか?もっとも、私のスタイルでは、より人気のないもう一方の候補馬クリソライト(母父エルコンドルパサー)を選択していたような気はしますが。ちなみに、実際には初志貫徹ということで、グレープブランデーの単複を購入しました。
また、2着ナムラビクターは、父ゼンノロブロイが強調材料となりました。今週、各場で穴馬券を演出していたゼンノロブロイですが、実は、12月開催における成績が非常に良い種牡馬です。今週は芝で穴を開けることが多かったようですが、データ的には狙い目はダート戦。そして、それがモロに反映されたのが、今回のナムラビクターだったと思います。
こちらもちなみに、この『冬場のゼンノロブロイ』に関しても、ツイッターに頂いた『寒い時期に強い血統は何か?』というご質問に、そう答えておりました。別にツイッターの宣伝をするわけではありませんが、何となく、今週はツイッターにピンポイントで急所を突くご質問があったなぁ。
レース自体は可もなく不可もなく。ペース自体がかなり緩み、結果的に後ろの馬にはノーチャンスの競馬。元々、中京ダ1800mは前残り傾向が強いということは知られたことですが、このレースに関してはペースの影響が大きかったと思います。回数を重ねれば差し追い込み馬が台頭することもあると思います。有力馬の出遅れにはじまり、なんとなく各馬が相手を意識しすぎてレース自体が膠着してしまったかな?という印象を持ちました。
私が期待したグレープブランデーは、スタートを決めて先行できたものの、ゴール寸前で力尽きて着順を落としてしまいました。4角で手応えが悪かったことに関しては、ダート馬らしい事象なので特に気にしていませんでしたが、ラストは疲れてしまっていましたね。+12キロの馬体が影響したかは断定できませんが、もしかしたら本調子を欠いていたのかもしれません。
中京競馬場に場所を移して行われた、下半期のダート頂上決戦。フェブラリーSが芝スタートという致命傷を抱えている以上、今後はこのレースが日本のダート王決定戦にならなければいけないと思います。なぜかコロコロと条件が替わるこのレース(旧ジャパンカップダート)ですが、しばらくこの時期と条件に腰を落ち着けて、歴史が積み重ねることを祈ります。
そして、その際に今年のスタート地点の映像のような不要な演出がなされないよう、重ねて祈るばかりです(公式映像では、なぜかスタート地点が足元カメラの映像になっています。そのせいもあって、1番人気コパノリッキーの出遅れに気付かない有様)。
▼境和樹への応援メッセージはコチラ▼
Mail:cheer@umasq.jp