馬券ネオメソッド(レース回顧編)
シンザン記念の回顧
第50回シンザン記念
1着
◎ロジクライ
2着
ジュエラー
3着
シゲルノコギリザメ
ラップ:
12.5-10.9-11.4-11.5-11.8-12.3-11.7-12.0
時計:1.34.1
ロジクライがやってくれましたね。勝つ時は何もかもが上手く行くもので、スタートからゴールまで本当に完璧な立ち回りだったと思います。浜中騎手には感謝の気持ちしかありません。ありがとうございました。
血統的には、今年唯一のダンチヒ系絡みの馬がロジクライでした。予想コラムでも指摘したとおり、これで5年連続して『ダンチヒ系保持、内包馬』が馬券になったことになります。京都芝1600外回り重賞、そしてこのシンザン記念において、今後も重要な位置を占めることになるでしょう。来年も該当馬が出走してくるなら要警戒ということです。
また、候補馬に挙げた(自分でも終わるまで忘れていましたが 苦笑)シゲルノコギリザメも11番人気3着と大健闘。父スーパーホーネット、このマイナー性が最大限に活きましたね。これもシンザン記念固有の血統傾向に合致した存在でした。『地味血統』というテーマも無視できませんね。
1着ロジクライ、そして3着シゲルノコギリザメはレースパターンに合致した馬であり、この好走も納得。だからこそ、2着に突っ込んで来たジュエラー、この馬の存在が際立ちます。
元々、このシンザン記念は牝馬の出世レースとして知られており、最近では2012年の勝ち馬ジェンティルドンナ、2011年3着マルセリーナ、07年2着ダイワスカーレット。古くはシーキングザパールやフサイチエアデール。このレースで馬券圏内に入った牝馬は、GⅠ級の活躍馬になることが多いという傾向があります。その意味で、2着という額面の結果だけでジュエラーの明るい未来が見えるわけですが、そんなレース傾向を置いておくとしても、内有利の馬場、ダラダラ先行馬が勝ち切る展開の中で後方から外回しの2着は相当強い競馬だったと思います。
例年の傾向なら、この手の馬は3着以下に取りこぼす(繰り返しますが、1、3着馬が傾向通りの馬だけに、尚更そうなる可能性が高かった)はずですから、より一層、その評価は高まるというものです。おそらく、このまま無事に行けば桜花賞馬でしょう。ひょっとすると、それ以上の活躍があるかもしれません。
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