馬券ネオメソッド(レース回顧編)
弥生賞の回顧
第53回弥生賞
1着
マカヒキ
2着
リオンディーズ
3着
エアスピネル
ラップ:
12.5-10.5-11.3-12.2-13.0-12.8-12.5-12.5-11.3-11.3
時計:1.59.9
結果的にはマカヒキが持ち前の瞬発力を如何なく発揮した格好。レースの上がりはラスト2Fが11.3秒。中盤までのラップは、とりあえず前に行っとけ組が作ったもので、実質はスローの上がり勝負になってしまいましたね。この時点で私の予想は根本が崩れていますから、この結果も仕方ありません。久しぶりに弥生賞が瞬発力勝負になったことは驚きですが、反面、その流れでマイラーと見ているマカヒキが速い上がりを使って勝ち切ったことは不幸中の幸い。ここ数年の主流だった持続力勝負になって、それでもなお、マカヒキが同じ形で差し切ったとなると、さすがにどうにもならんと唸るところでしたが、この流れでこの決着なら、まあそうだよねという感じです。別に強がっているわけではなく、さすがに皐月賞がこんな流れになる可能性は低いので、マカヒキが皐月賞向きじゃないという評価は改めてしておきたいと思います。
リオンディーズが2着に負けたことには少し驚きましたが、自分で動かざるを得ない立場だったことを考えれば、負けて強しと言っていいと思います。この馬は血統的にも皐月賞向き(母母父サドラーズウェルズが強み)なので、今回が休み明けだったことを含め、次走に向けて特に評価を落とす必要はないでしょう。
3着エアスピネルはその2頭に水を開けられる形の3着。悪い馬のわけはありませんが、何と言いますか、これぞノーザンテーストという感じの、いわゆる器用貧乏というヤツで、常にソコソコにはいるけど、常に爆発力のある何かにやられてしまうという、総合力勝負のノーザンテースト母系の弱みを体現してしまっている感じですね。その代わり、総合力は高いので大崩れの危険性はほとんど考えなくて良く、3連複の軸とかにはおススメのタイプです。
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