重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
【フローラS】皐月賞は注目馬ジャスティンミラノが勝利!5週続けて連対中「元調教師イチオシの1頭」
元調教師の平井雄二です。今週もよろしくお願いいたします。
先週の皐月賞は『トライアルを使わなかった馬』として紹介したジャスティンミラノが勝利。藤岡康太騎手が亡くなる直前に調教に乗っていたことが大きな話題になるなど、印象的な勝利となりました。
当コーナーとしても阪神大賞典を皮切りに、ここまで5週続けて推奨馬が連対中。今後も皆さまに「元調教師の視点」から注目馬をお伝えしていきますので、ご贔屓のほどよろしくお願いいたします。
さて今週のフローラS(G2)は、オークスのトライアル競走で東京芝2000mで行われます。
もう1つのトライアルであるスイートピーSは東京芝1800m。両レースの距離差は僅か200mとはいえ、オークスを目指す牝馬にとって1800mと2000mでは大違い。特にデビューから一貫して2000m前後に使われてきた牝馬にとっては、距離は長ければ長いほど歓迎です。
例えば2020年のフローラS勝ち馬ウインマリリンは次走でオークス2着。その後も香港ヴァーズ(香港芝2400m)、日経賞(中山芝2500m)、オールカマー(中山芝2200m)を勝利。天皇賞・春(当時は阪神芝3200m)でも5着に入ったこともある長距離志向の強い牝馬でした。
ウインマリリンのフローラSまでの戦績は3戦2勝。唯一馬券外に敗れたのは芝1800m戦で、2勝はどちらも芝2000mで挙げていたのは注目ポイントでしょう。
ウインマリリンのような馬にとって同じ東京でもフローラSの2000mと、スイートピーSの1800mでは、どちらの舞台が能力を発揮しやすいかは自明の理。特に芝2000mを超える距離でしか結果が出ていないような牝馬にとって、このレースは打ってつけの条件と言えます。
今年の出走メンバーだと、芝2000m以上で2戦2勝のクリスマスパレードが筆頭候補でしょうか。デビュー当初からオークスを狙い済まして使っているローテに見えますし、何が何でも優先出走権を取って本番に向かいたいでしょう。
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