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重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

【フィリーズR】複勝率100％！今年も大注目の激走パターン

毎年フルゲート、高配当決着が定番となっているフィリーズレビュー(G2、阪神芝1400m)。

レース施行条件は過去10年で変わりないものの、近年は《上がり3ハロン最速馬》の活躍が際立っています。

■10年～14年の5年
【1.0.1.4 複勝率33.3％】

■15年～19年の5年
【3.2.1.0 複勝率100％】

この要因として考えられるのは、フルゲートの最大頭数が15年から「16→18」と増えたことにより、道中のペースが緩むことが激減しました。そうすると、自然と勝ち時計が速くなります。

つまり、前々で運ぶ馬にとって厳しい流れになりやすく、直線で末脚勝負に賭ける馬にチャンスが回ってくるというわけです。

▼勝ち時計平均
10年～14年は1分22秒4(良4回、稍重1回)
15年～19年は1分21秒8(良4回、稍重1回)

さらに《前走で上がり3ハロン最速馬》に限定すると［2.1.0.0］。1番人気で快勝した15年クイーンズリングや、昨年12番人気で大波乱を演出した19年ノーワンも該当します。

19年1着ノーワン(12人気)
18年2着アンコールプリュ(2人気)
15年1着クイーンズリング(1人気)

今年のメンバーだと前走の紅梅Sで上がり3ハロン34秒6の末脚で3着に追い込んだマテンロウディーバが面白そうです。

このように、狙える馬の条件はレースによって大きく異なります。

例年以上に激戦が予想されるフィリーズレビューで本当に買うべき5頭の馬券候補を参考にしてみてください。