重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
1番人気馬は8連敗中!宝塚記念と同舞台で波乱要素が増した理由
今週の
エリザベス女王杯(G1、阪神芝2200m)は、過去10年で1番人気が僅か1勝。現在8連敗中と牝馬限定戦らしく、波乱傾向の強いレースです。
しかも、今年の舞台は例年の京都ではなく阪神競馬場。“宝塚記念と同じ条件”ですし、嫌な予感がしたファンの方もいるのではないでしょうか?
宝塚記念の1番人気馬も、過去10回で6連敗中。今年も単勝2.4倍の支持を集めたサートゥルナーリアが4着に敗れたことは記憶に新しいです。
20年サートゥルナーリア→4着(2.4倍)
19年キセキ →2着(3.6倍)
18年サトノダイヤモンド→6着(3.9倍)
17年キタサンブラック →9着(1.4倍)
16年ドゥラメンテ →2着(1.9倍)
15年ゴールドシップ →15着(1.9倍)
このことからも、阪神の内回りコースで行われる2200m戦は“紛れが生じやすい条件”と言えるでしょう。
そもそも2200mは《非根幹距離》と呼ばれており、大レースの多い《根幹距離》である1200m、1600m、2000m、2400mとは違って特殊な舞台設定。そこで能力を発揮できる馬はスペシャリストとして台頭します。
15年に勝利したマリアライト(6番人気)は、後に宝塚記念も制覇。2500mの重賞で好走しました。17~19年に人気薄で2着と激走したクロコスミアのようなリピーターの活躍も目立ちます。
13年には2200mの条件戦で2連勝していた3歳馬ラキシス(6番人気)がいきなり2着、翌年に勝利しました。その前走が同距離のオールカマーで2着といった具合です。
今年のメンバーを激走ポイントに照らし合わせると、新潟牝馬S(2200m)で2着に7馬身差をつけた
ウラヌスチャームや同2着
エスポワール。2200mで勝利経験がある
ソフトフルート、過去2戦とも馬券内に好走している
リュヌリージュ辺りが波乱のカギを握っています。
またオールカマーを勝った
センテリュオも、G1馬に人気を譲るようなら面白い存在です。
このように、阪神芝2200mの特徴やレース距離に秘められた傾向を知っておくことも馬券攻略には欠かせません。エリザベス女王杯(G1)で本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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